ちょっと余談その2
多分この記事を読んでる方は東北大またはその近辺にいる方が多いと思いますが、
「東北地方インフラ悪くない?」
なんて思ったことはないでしょうか?思ってない方もとりあえず続きは読んでみてください。
東北地方がインフラがあんまり良くない理由は人口が少ないのに面積が広いとか大した都市があんまりないってのもあるかもしれません。しかし、そんなことは日本の他の地方でも言えることです。
特に宮城以北。本数が少なく、不便な思いをした方もいるでしょう。
まあこんな感じでインフラがあんまり他の地方より良くないのは明治政府のせいです。
江戸から明治への過渡期で旧幕府軍と明治政府は内戦を繰り広げていました。東北地方の多くの藩は旧幕府側についたのは皆さんもお分かりかと思います。当然、明治政府の方が勝ったわけですね。そして、東北地方に対してその報復措置として意図的に鉄道などのインフラ整備を遅らせたわけです。
東北地方は江戸時代からたびたび飢饉に見舞われており、日本の中でも決して豊かな地域だったわけではありません。東北地方に流れるお金が北海道や植民地に流れていったって感じです。
まあ、戦後の経済発展によってそのような不便さは解消されているとは思いますが、私見ではまだその名残があるように思えます。